歯の豆知識4白板症
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
本日は前がん病変とも言われている病気についてお話しします
名前の通りがんになる可能性のある病気です
この白板症の原因ははっきりとはわかっていません
しかしプラークー歯垢、タバコ、カンジダのはっきりした原因がわかっているもので粘膜が白くなる
これらとは区別されています
がんになる可能性は低く5%ぐらいと言われています
予防法は存在しません
なぜなら原因がわかっていないからです
しかし詰め物が尖っていたり、被せ物が長期刺激を与えていたり、虫歯の刺激、これらがあるとなるという報告があります
2週間ぐらい様子を見て変わらないようであればかかりつけ歯科医に相談してみましょう
適切な病院を紹介してくれると思います
では白板症の処置法
切除
レーザー
これらが考えられます
しかし広範囲の切除は機能不全が起こる可能性があります
もう一つ
男性と女性のどちらが多いのか?
男性の法が多いのです
またどの部位に発生しやすいのか?
歯肉、頬粘膜、舌に発生することが多いと言われています
昨日からがん、前がん病変について書いてきましたが
なぜこの世の中クリスマスで浮かれている時期に書くのか?
不安に思っておられる方もいるためです
特にがんについてはご不安なことでしょう….
僕もクリスマスで浮かれていたわけではないのですが
昨日、今日は医院でずーっと患者さん説明用のファイル作ってました、
あ!散髪には行きましたが….