歯科で行える遺伝子検査
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は歯科で行える遺伝子検査についてお話しします
大きく分けて2つあります
1、生活習慣病
2、歯周病原因菌の遺伝子検査
この二種類です
1、心筋梗塞になりやすいのか?骨粗鬆症になりやすいのか?動脈硬化、血栓、皮下脂肪がつきやすいか?
筋肉がつきやすい?など13項目をしらべるDNA検査です
口腔内の粘膜を綿棒で採取し検査機関に送るのです
様々な病気は遺伝要因が関係するためです
しかし環境因子も関係があるのです
遺伝因子があったとしても環境因子が70パーセントですので十分予防可能であるということです
2歯周病原因菌の遺伝子検査
リアルタイムPCRという方法で歯周病原因菌を特定する方法です
プロフィロモナスジンジバーリス
トレポネーマデンティコラ
タネレラフォーサイシス
これがいわゆるレッドコックスと言われる悪いばい菌3種類です
これを調べる方法です
しかし両方とも高価なものですので3万から5万円ぐらいです
この二つが歯科で現在検査可能な遺伝子検査です
まだまだ一般的な価格になるのには時間がかかりそうですが
将来はもっとお手軽にできる時代が来るのでしょうか?
と個人的には思っています
1、からは全身的な予防医療が提供できると考えられますし
2、からはもっと精度のいい歯周病検査が提供できるでしょうし