歯髄炎
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
人間の痛みの中で最も痛いと言われる歯髄炎について今日は書いていこうと思います
ここで歯髄とはなにか?
歯の中心にある神経の事です
歯髄には神経と血管が有ります
歯に栄養分を送っていたり老廃物を流すのが血管です
神経ー痛みを司る器官です
歯髄炎ーこの部分が化膿したり、炎症を起こしてしますとズキズキ痛みます
夜寝る前に痛むー寝転ぶと血流が頭の方にいきますので痛みが増す症状が良くあります
ではなぜ起こるのか?二つ理由が有ります
つまり感染経路ー虫歯、歯周病の進行により起こる場合
この二つです
どちらも神経の部屋にばい菌が感染しこの神経の部屋を犯します
虫歯の場合ー症状の経過ー穴が空いた、少ししみる、熱いものがしみる、ズキズキしてきたというような経過をたどります
ここで熱いものがしみる多くの場合神経をとる処置を行わなければならないことが多いです
歯周病が進行して起こる場合
歯を支えている骨が溶けると今まで骨で覆われていた象牙質の部分が露出します
ここには細い管、象牙細管というものがあります
ここから歯周病原因菌が侵入すると神経が化膿してしまいます
なにせ歯垢ープラークには1mgに10億のばい菌がいますので
つまり虫歯、歯周病でも歯髄炎になる可能性があるということなんですよね