永久歯
こんばんは
京都伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は交換の永久歯のない乳歯についてお話します
永久歯の無い乳歯?ぱっと聞いて何の事?と思われる方も多いと思います
乳歯の大臼歯までは永久歯の小臼歯と交換します
前歯は永久歯の前歯と交換し乳歯の大臼歯は永久歯の小臼歯と交換します
そしてその奥に6歳臼歯、12歳臼歯その奥に18歳から25歳にかけて親知らずが生えます
この中の乳歯の後続の永久歯がないことがままあります
この場合抜歯してはならないのです
基本できるだけ保存し永久歯の代わりとして役割を果たします
そして抜けた場合ブリッジや人工の補綴物を入れる訳ですが
ここで問題があります
18歳から20までは顎、噛み合わせが不安定なため基本ブリッジはできません
噛み合わせが安定する迄僕なら義歯かなあ
それか経過観察を行います
義歯ー素材がプラスティックですから自然に削れます
が金属の場合それなりに歯を削ります
神経の部屋が大きい事もありますので如何な物かと思います
また被せた金属は削れませんので噛み合わせに影響が出ます
ひいては顎関節にも影響がおこりますね
顎関節症です
永久歯でも最近は欠損している事があります
親知らずがない方もいます
また前歯の側切歯がない場合もあるのです
まあ今日はこの辺りにします
追記本日パナソニックさんとお会いしました
細菌カウンタのお話をしていました
医院でいくらキレイにしても自宅ケアをしっかり行っていない場合は元の最近数に戻るという報告が学会で報告されてきているようです
つまり!医院だけでの治療には限界があるのです
僕は前からお話してきましたが医院ケア、自宅ケア、定期管理この三つがキーワードです
細菌カウンタでデーターをだしてパナソニックさんの雑誌にこの事を書くつもりです