細菌カウンタ
こんにちは
京都伏見桃山南口仁科歯科医院の仁科真吾です
うーん一日開けるとすごく久々の感じがします
今日は検査の種類とその中でもパナソニック細菌カウンタのお話をしようと思います
歯科の検査にはどんな物があるの?って思っておられると思います
1、レントゲン検査
2、歯周病ポケット検査
3、細菌検査
4、根管長測定検査
5、口臭検査
6、カリエス検査ーレーザーによるダイアグノデント
7、プラーク検査
8、光学的歯垢歯石検出検査
9動揺度検査
10、炎症の有無の検査
などなど
今かきながら多くてビックリです
えーっとそれぞれはまた個別に書きますが
今日はパナソニック社の細菌カウンタという器械について説明します
歯周ポケット
根管内部
義歯表面
インプラント周囲
舌表面
どこからとるかで意味合いが違います
うーん
まず歯周ポケットー歯周病原因菌がどれぐらいいるのかの測定が可能です
インプラント周囲も同じです
つまり細菌数が多いほど口腔ケアができていないという事を示し骨吸収が起こり歯、インプラントの周りの骨が吸収するリスクが高いという事を意味します
1から7段階の評価です
舌表面から検体をもらった場合ー口臭の原因の第一位は歯周病の原因菌が舌に付着し口臭を発するとされています
上記の事から口臭の検査としても使用ができます
リスク検査ですが
義歯内面から検体をいただいた場合
内面に細菌が多い事を意味し炎症はなぜ起こるのかというと細菌感染症ですから
義歯の下にある骨が吸収していく可能性を意味します
結果が悪い場合ー歯周病、義歯、インプラントのケアの指導を行い最悪の事態をさけるために行います
最悪の事態ーインプラントの脱離、義歯の再製、残存歯の自然脱落、抜歯だけではありませんよ
全身疾患との関わりもそうですよ
では今日はこの辺りにしますね