自費の入れ歯と保険の入れ歯の違
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
入れ歯をまじまじと見られた方なかなか少ないと思います
まあ関係ない人には全く関係ないとは思います
しかし入れ歯で困られている方は
発音しにくいのでなんとかならんかなあ?
入れ歯が痛くてしようがない
入れ歯の違和感がどうしても慣れない
そうお悩みの方で自費の入れ歯ならなんとかなるんじゃないの?
そう思われている方多いのではないか?
じゃあどんなものなの?について書いていきますね
保険の総入れ歯
全部がプラスティックでできています
自費の総入れ歯
様々なものがありますが
真ん中が金属になっているもの
プラスティックの下がシリコンコーティングされているもの
じゃあどう違うんだろう
まず薄さ
金属の部分が多い方が薄くできますので薄さ、軽さ重視ならチタンのプレートのものでしょう
軽さを求めないならコバルトクロムのプレートでしょう
次に
入れ歯が固くて、痛くての方
保険の入れ歯
プラスティックで噛むところの下はできています
この下にシリコンコーティングをすれば体温で柔らかくなります
つまりサスペンション、クッションの枠割りをしますのでやはり楽でしょう
ここで問題があります
このシリコンのクッションは一年に一回は張り替える必要があるのです
なぜかやはり汚れがつきやすく、また、劣化もしてきます
何もお手入れしなければやはりもっと劣化しますので専用のメンテナンスが必須です
保険の入れ歯はある程度の費用で制作が可能です
しかし
一点問題があります
いやだから作り直して?っていうことがあったとします
しかし制作から7、8ヶ月経過しないと制作ができないのです
作った医院でのみではありません
それが例えば京都の歯医者で作ったとします
引越しで東京に行かれたとします
そこで作ってもらおうとしても不可能なのです
つまり日本全国で適応されますのでしばらく作れません
これには合わないという理由のみではありません
紛失した場合は?
実は保険適応ではありません
この期間に紛失しても保険では作れません
かなりシビアな対応だと個人的には思います
しかし無理のようです
なぜこんなに厳しくなったかというと
昔、入れ歯が合わない、スペアーにもう一個っていう方が多かったらしいのです
これを阻止するために敷かれた制度のようです
なので入れ歯はなくしてもダメだし壊れてもある一定期間は作れないので大切に使わなければなりません
つまり、メンテ、毎日の保管、清掃、ですね