虫歯のサイクル
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
まずはこの写真を見て欲しい
ほとんどの方がこのサイクルを辿って歯を失うことが多いのではないでしょうか?
1.C0、もしくは虫歯なし
2.C1ーエナメル質に限局した虫歯
3.C2ー象牙質まで進行した虫歯
4.C3ー神経まで達した虫歯
5.C4ー歯が崩壊し根のみしか残っていない
皆さんは虫歯を歯医者で詰めたら完治と考える方が多いと思う
ではなぜこのサイクルをたどるのであろうか?
そもそも虫歯になる部位は何かの原因で虫歯になったと考えられる
1、歯ブラシができていなかった
2、定期管理でのケアを行っていなかった
3、間食が多いなどの生活習慣の不良
などが考えられる
では次に詰め物の寿命の写真を見ていただきたい
え!詰めたら虫歯にならないんじゃあないの?
そう思う方も多いとおもう
しかし!
詰め物を止めるのはセメント!
このセメントはばい菌にとっては大きな穴
どんなに精密に詰め物を作っても磨き残しがセメントの部分にあれば再度虫歯になるのである
また耐久年数もあるのである
所詮は人工物なのです
神様からもらった歯が虫歯になるぐらいだから人工物には必ず寿命があるのです
あくまでもこの表は平均です
ですから短い場合もあればこれよりも持つ場合がある
ではなぜ寿命が持つのか?
ケアができているかどうかである
ケアには二種類ある
1、毎日の自宅ケア
2、医院での定期管理
この二つはどちらもうまくいってこそ詰め物の寿命が伸びるのであると考えられる
まとめ
1、虫歯が再発するのには理由がある
2、自宅ケア、医院ケア、生活習慣を考え直してみてください
今日はこの二つについて考えてみました
虫歯がなんでできるの?
って思われている方は一度歯について、生活について見直してみては如何でしょうか?