虫歯の新たな治療法
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
3mix法、オゾン、など歯を極力削らずに歯を残す治療法をmiと言います
ミニマムインターベーション
つまり最小の侵襲で虫歯の治療を行うということなんです
最近ドッグベスト療法というものを取り入れました
この方法はアメリカで開発された治療法です
銅の成分で虫歯を殺菌するというものなのです
しかしズキズキしているぐらい進行している虫歯には適応ではないのです
症状が出る前に受診しなければならないのです
利点は抗生物質ではないのでアレルギーがある方にも使用ができるというものです
なぜ歯の神経を取らずに治療をした方が良いのかと言いますと
神経を取った歯は神経のある歯よりも寿命が短いのです
神経とともに血管が張り巡らされています
神経の治療をするとこの血管も取ってしまうのです
ですから栄養分を送ることができなくなり歯がもろくなるのです
もちろん歯にクラウンという被せ物を入れるわけですが
土台には歯の根っこがあるわけで
この部分がもろくなると割れてしまったり、欠けてしまったりしてしまうことがあるのです
割れてしまうと最悪の場合抜歯しなくてはならなくなるのです
奥歯の場合噛み合わせの力は60kgとも70kgとも言われています
すごい力がかかっているでしょ
これを奥歯は耐えているのです
いつまでも自分の歯がいいですよね