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【虫歯・無痛治療】の記事一覧
  • 抜けないままの乳歯の対応

    2017.12.29 #虫歯・無痛治療

    こんばんは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

    年末….寒いですね

    雪降るんじゃないかな

    今日は父の命日

    あの日も寒かった

    午前3時45分

    今日から休診日だったのですが診療所へ行ってカルテを書いたり掃除したりプリンターなおしたり、

    まあプリンターなおすのに最も時間がかかったのですが

    今日のブログのお話は大人になっても抜けない乳歯のことについて

    昔僕も虫歯が多くて12月31日に父を起こして治してもらったことが頭に浮かんだのでこの話題にします

    なぜ大人になっても抜けずに乳歯があるのか?

    これには二つの大きな原因があると思います

    1、後続の永久歯がない場合

    2、永久歯はあるものの横向いているので交換できなかった

    この二つしかないですね

    2、の場合仮に抜けなくても矯正でひっぱりあげてあげればなんとかなるかもしれませんね

    主に1、の場合

    下に何にもないのでできるだけ残さなければなりません

    なぜ?

    これを抜いてしまうと…

    隣の歯を削ってブリッジにする

    入れ歯を入れる

    インプラントにする

    この三つ

    あ!あと放置

    この4つしかないです

    放置した場合隣の歯が欠損部分に倒れてきて歯列不正が起こるのは必須です

    時に前歯が開いてきたり笑った時に隙間があるので口元が黒っぽく見えたりします

    まずはブリッジ

    隣の歯が虫歯でなくても削らなくてはいけません

    耐久年数ー6年ぐらいです

    これには様々な素材のものがあります

    金属によるもの

    セラミックによるもの

    セラミックは見た目的には綺麗ですが金属よりも多く歯を削る必要があります

    ダメだって行っているわけではないですよ

    あくまでもここでは情報をお伝えするためのブログのつもりですので

    止めた時金属はやはり隙間が開きます

    経年的に

    この隙間に汚れがたまって虫歯になりやすくなります

    ※金属の中でもゴールドは別ですーこれはかなりフィットが良いです

    入れ歯ー歯を削らなくても良いのですがとったり外したり

    お若い女性はやっぱり嫌ですよね

    お餅を食べた時にひっつく、ガムを食べた時にひっついてパカパカしますからねえ

    口の中でもぐもぐしながらもとに戻す

    という具合です

    インプラント

    耐久年数ー10年もてばオッケーっていう感じですね

    ※多くの方が永久に持つんじゃないか?そう思われていると思うのですが違います

    人工物なので

    しかもメンテに行っていないと必ず悪くなります

    必ずメンテに行くべきです

    ネジになっていますので汚れがたまって炎症が起こるとインプラントはボソって取れますので

    びっくりしますよ?多分

    なので乳歯を大切にメンテをしながら温存する

    そして抜歯する前に必ずレントゲンで確認してから抜歯したほうが懸命かもしれませんね

    というか乳歯だからって虫歯になってもいいのか?というとならないほうが良いです

    あとでレントゲン撮って永久歯が無いよってわかった時にはもう手遅れになりますので

     

     

     

  • 歯がしみるその時の治療選択肢

    2017.12.10 #虫歯・無痛治療

    こんばんは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

    今日、とっても冷え込んできましたね

    水も冷たく、歯がしみるなあ?

    もしかして虫歯?

    もしくはああ?近く過敏かあ?

    そう思われることが多いですかね

    実は冷たいものを飲むと歯がしみるっていうのは症状なんです

    考えられる原因は2つあります

    1、虫歯

    2、歯周病

    大きく分けるとこんな感じです

    このうち多くの人が恐れるのは虫歯です

    虫歯が象牙まで達した場合ー冷たいものが沁みます

    なぜ?以前にもブログで書いたのですが

    象牙質には小さな管がありその中には水が入っています

    これが温度差により水が動き、神経にさわるとあ!痛い!ってなるんです

    実はこの状態自分で見てもああ?歯医者に行かなきゃねってすぐわかります

    しかし

    歯周病の場合

    歯茎が下がって象牙質が露出したいる場合に同じ症状が出ます

    歯茎が下がって象牙が出た場合

    実は中等度歯周病であることが多いです

    治療法が虫歯か歯周病では異なります

    虫歯の場合

    虫歯を削り→詰める、もしくは一旦神経を保護する薬を入れてから詰める

    歯周病jの場合ー削りません

    まずは歯茎が下がらないように歯石をとります

    この時一時的に沁みないように沁みどめを行います

    しかし、虫歯、歯周病どちらの場合でもしみるのが強い場合神経を除去すると沁みなくなります

    なので一回で直して欲しい

    そう思われる方は神経の処置を行うというのも一個の治療法です

    が僕はすいませんがそれはしません

    なぜなら神経を簡単にとるとその後何年か後歯が割れてしまうことが多いのです

    なぜか?

    歯に栄養分がいきませんのではが脆くなります

    このためです

    先生なんで歯が割れたのかな?虫歯なの?ってお聞きになります

    必ず

    あの時神経を保護する治療をしとけばよかった

    って思われてももう戻りません

    なので後で後悔しないように神経を触る前に神経をできるだけ残す努力をさせてもらえたら…

    そう僕は思うわけです

    まあうちに来られる方はこの話をするとほとんどの方はオッケーされるのですが…

     

  • 毎日歯みがきをしているのになぜむし歯になるのか?

    2017.12.06 #虫歯・無痛治療

    こんばんは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

    今日は

    多くの方が思っている

    毎日歯磨きをしているのに、毎日歯磨きガムを食べているのに虫歯にるのか?

    について書いていこうと思います

     

    1、まず歯磨きーやっているのとできているのは違うと言うことです

    少しきつい言い方かもしれないのですが

    多くお方がこれを思っています

    ん?毎日3回やってるよ

    だから大丈夫だね

    残念ながらほとんどの方は1日3回歯磨きされていると思います

    実はやっているつもりでも歯垢染色液を使ってみるとかなり汚れが残っている方が多いんです

    どこについているのかは様々ですが

    多いのは歯と歯の間、歯の溝、歯と歯茎の境、被せ物のきわ、詰め物と歯の境目

    などです

    プラーク1mの中には10奥のばい菌がいます

    つまり少しと思っていても

    かなり虫歯のばい菌がいると言うことを意味します

    ?2、歯磨きではとれない汚れがあると言うことをご存知でしたか?

    実は虫歯菌が出すバイオフィルムという汚れは歯磨きではとれません

    またステインと呼ばれる着色がとれないのと同じようにとれません

    ?歯科医院でのプロケアを行わなければなりません

    ?こんな汚れが一日とか一週間だと虫歯にならないかもしれませんが1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月という様な間隔で吐き続けていたらどうでしょう?

    ?虫歯、歯周病が進行してしまいますよね

    ?3、歯がミクロの脱灰をしているのってご存知でしたか?

    ?コーラ、スポーツドリンクは酸性に傾いています

    歯はどれぐらいのPHで脱灰していくのかというとPH5、5以下になると脱灰し始めます

    つまり目に見えない状態で少しずつ溶けます

    ?この状態が長く続くと虫歯になりやすい状態になってしまいます

    ?極端な話でいうと食べた後4時間後に歯磨きしても実は脱灰されていますので虫歯になりやすいのです

    ?食事後お口の中は急速にphが酸性傾きます

    ?なのでできるだけ早く歯磨きをした方が良いのです

    ?phが酸性に傾いた状態が長く続くとやはり虫歯になりますので

    参考に

    コーラph2.3

    レモンーph2.1

    オレンジジュースーph4です

    いかがでしょうか?

    以外にphが酸性に傾いていませんか?

    唾液には緩衝能がありますがすぐに臨界ph5.5になるかというとそうではありません

    しばらく時間がかかりますのでダラダラ食べると、もしくはチョビのみをずっとすると

    お口の中が酸性にずっと傾くのです

    ダラダラ食べることはやめましょう

  • 痛くなければ治療をしなくてもいいの?

    2017.12.05 #虫歯・無痛治療

    こんばんは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

    歯が痛くない!私は虫歯じゃないかもしれない

    歯に穴が空いているけどよく歯ブラシをすればもしかしたら治るんじゃないか?

    歯茎が腫れていたけどなんだか痛みが治まった!もしかしたら私は歯周病じゃないんじゃないか?

    答え

    そんなことはありません

    はっきり言いますと

    虫歯は治りませんし

    歯茎が腫れていたのがおさまったのは免疫でたまたま治まっただけです

    ケース別に虫歯、歯周病について書いて生きますね

    1、虫歯

    歯に穴が空いたけど痛みがない

    これはおそらく神経までの距離があるだけですね

    歯をよく磨いてもエナメル質は回復しません

    自然治癒は歯には起きないのはなぜか?

    エナメル質には血管もないし治すための成分が全身から送られてくることもありません

    2、歯周病

    歯茎が浮いた

    でも自然に治った

    そんなことはありません

    歯周病の原因は歯周病菌

    これが免疫と戦って免疫が勝ったのです

    しかし歯周病菌がいなくなったわけではないんです

    1腫れごとに骨は溶けてどんどん溶けるときずかないうちに歯を支える骨が無くなります

    特に慢性の炎症ですからなかなか気づきません

    慢性の炎症は痛みを伴うことはあまりないのです

    どーーーんと歯茎が腫れている状態は急性の炎症です

    実は急性の炎症は起こるべきして起きてます

    なぜか?慢性が急性に転じただけだからです

    歯磨き中に血が出た

    実はこれが炎症の指標です

    歯ブラシをキツくしたからではありません

    炎症部分の血管はもろく破れやすくなっています

    このため容易に出血します

    出血するということは全身への入り口になっています

    歯周病菌はこの部分から全身へ移行し悪さをします

    どんな病気が関係しているのか?

    慢性関節リュウマチ

    糖尿病

    早産、低体重児出産

    梗塞ー心筋梗塞、脳梗塞など

    これは血管壁に歯周病菌が移行するとアテロームというものを作り血管を狭くします

    狭くなると詰まりやすくなるため梗塞が起こることになります

    糖尿病は血糖値のコントロールができにくくなるのです

    早産、低体重児出産は子宮をキュッと閉めてしまうので起こるのです

    これらは必ず起こるのではなくリスクが高くなると言うことです

    しかし起こってからでは遅いので前もって治療をしておく必要があるんです

    自分だけは特別?

    ならない

    起こらない

    と言うことはなく

    たまたまかもしれません

    虫歯は痛くないかもしれませんがいずれ激痛が引き起こされることでしょう

    なので早期に治療をすることが大切なんです

  • 痛みの少ない麻酔って

    2017.12.05 #虫歯・無痛治療

    1. 痛みの少ない麻酔とは

    こんばんは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

     

    歯が痛い、歯茎が腫れてきた

    ああ歯医者に行くと麻酔しないといけないなあ

    麻酔って痛いから嫌だなあ?なんて思われていませんか?

     

    僕も麻酔を打たれる側だとそう思います

    そして尻込みしてしまいますよね

     

    という僕は極力痛くないように工夫しています

     

    その手順です

    1、表面麻酔を行う

    表面麻酔にも様々あります

    現在ものすごくよく効く表面麻酔を見つけました

    ここでは商品名は書きませんが

    とてもよく効きます

     

    2、

    33Gという麻酔の針を使います

     

    あと気をつけるのは麻酔の液体を人肌まで温めておきます

     

    3、よく待ちます

     

    という感じですかね

     

    そして下の奥歯の場合気をつけることは

    神経の治療をするときはこれだけじゃあ不十分です

     

    歯根膜という部分に麻酔を足します

     

    これでも効かないようなら

    伝達麻酔という麻酔方法を行います

    これともう一つ仁科式の麻酔方法があります

    えへへこれはこのブログでなかなか書けないんですねえ

    同業者がみていることは実は僕も知っているのでナイショです

    ちなみに麻酔がいる処置はなんんだろうか?って思いませんか?

    1、神経の治療

    2、生きている歯を削るとき

    3、切開ーつまり歯茎が腫れているとき

    この中で最も麻酔が効きにくい時ってどれかわかりますか?

    個人的な意見も含まれますが

    1、神経の治療

    2、切開

    3、生きている歯を削るときの順番かなあ

    1、2は同じぐらい効きにくいかもしれませんね

    なぜか?

    炎症が起きているからです

    炎症が起きるとその部分は酸性に傾きます

    麻酔は以前のブログでも書いたのですが

    アルカリに傾いている状態の方が効きやすいんです

    だから炎症の起きていない歯を削るときの方がよく効くはずです

    そして上の歯か下の歯どっちが麻酔が効きやすいか?

    上の歯ですね!

    なぜか?

    上顎骨は海面骨といって割と麻酔が浸透しやすいんです

    下の歯を支える骨は非常に硬い緻密骨というものです

    柔らかい=隙間が空いているので麻酔も浸透しやすいんです

    緻密骨=隙間がなくぎゅっと詰まっているので麻酔が浸透しにくいって感じです

    だから下の奥歯は効きにくいのでもっと奥の分から効かすために伝達麻酔というもっと奥の神経から麻酔を効かすという方法があるんですね

    下顎孔伝達麻酔って言います

    下歯槽神経をブロックします

    すると

    下の犬歯ぐらいまでぶあーってしびれます

     

  • 突然歯に穴が空いた!

    2017.12.03 #虫歯・無痛治療

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    大変だ、

    どうしよう

    なんでなんの前触れもなく!

    先日行った占いでは絶好調だったのに….

    なーんて思われてませんか?

    違うんですよ

    突然じゃあないことが多いんです

    実は歯には構造があり

    最表層から

    エナメル質

    象牙質

    神経

    エナメル質は人間の体の中で最も硬い組織

    虫歯に対する抵抗力があるんです

    それにひきかえ象牙質は柔らかい

    虫歯は歯を溶かします

    脱灰といいますが

    エナメル質、象牙質比べるとやはり象牙質の方が脱灰しやすいです

    すると

    エナメル質は少し黒っぽく見えるだけなのに下の象牙質に虫歯が進行しているとわーーーって広がっていることが多いんです

    するとエナメルを支えている裏打ちがなくなってますから

    地盤沈下のようなことになるわけです

    以前福岡で大きな地盤沈下ありましたよね

    道路のアスファルトがドボンって

    地面のアスファルトの下は土、地下水だと追っていたら

    裏うちがなければどんなに硬くても壊れやすいんです

    歯の構造ー理にかなってます

    しなりのある象牙質、何者にも負けないエナメル質

    エナメル質に神経はありません

    だからなんでも噛めるんです

    しみるのはこの部分ではありません

    象牙質が出ているとそこにある細かい管が神経まで達しているので

    この中の水が熱いもの冷たいもので動いて神経を刺激する

    また甘いもの、を食べると浸透圧の違いにより水が動き神経を刺激する

    と行った感じで起こるんです

    実は虫歯で象牙質が出た場合、歯周病で象牙質が出た場合もおんなじことが起こります

    一般的に歯が痛い!となると多くの人は虫歯!って思うわけですが

    実は歯周病が原因のことが多いです

    虫歯でもないこの状態で歯を削ると余計にしみます

    つまり診断を行ってから適切に判断しなければなりませんね

    あ!話が脱線した

    見た目何もないから健康というわけではなく突然歯に穴が空いたというのは実は虫歯が進行していることが多いです

    これはプロのプロケアを受けて入れば容易に発見できたはずなので

    何も症状がないイコール健康というわけではないのですよ

     

  • 歯の神経を残したい理由

    2017.12.03 #虫歯・無痛治療

    こんばんは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

    歯がズキズキ痛い

    寝る前にズキズキ痛い

    歯が痛いので冷やしている

    こんなお悩みってあると思うんです

    こうなったら歯の神経が炎症を起こしているので神経の治療を行わなければなりません

    しかし

    症状がない場合

    まだ神経を残せる可能性があるんです

    歯に穴が空いている

    歯にものが詰まるが噛むのには痛くない

    少し冷たいものがしみる

    こんな場合

    虫歯の部分にお薬を入れてしばらく待つことにより

    神経が象牙質をつくってくれるのを待ち残った虫歯の部分を削る、もしくは殺菌するーレーザー、薬を用いる

    このとき使う薬には様々なものがあります

    がここ最近いいなあ?って思っているのはドッグベストセメントというものです

    抗生物質ではなく銅イオンの殺菌成分で虫歯を殺菌し歯の中の神経を残すのです

    一週間や二週間では無理ですがまあ3ヶ月から6ヶ月待ちますが…

    その間は口腔内清掃を行います

    その部分だけ綺麗にしても絶対に無理ですね

    周りの虫歯菌の数が多ければやはりどんどん入られますので…

    歯の神経を残したい理由

    歯の神経を取ると歯へ栄養分が行かなくなり歯が割れたり折れたりするからです

    ということは歯のど真ん中で割れてしまったら

    抜歯しなくてはいけなくなるからです

    来院されている患者さんでもなんで割れたのでしょう?

    そう言われます

    虫歯?って聞かれます

    がこのお話をさせていただいています

    そうなんです

    虫歯でなくても歯が割れるんです

    奥歯にどれぐらいの力がかかっていると思われますか?

    実は60kgとも80kgとも言われます

    例えば枯れ木にこの力がかかったとしたらどうでしょう?

    ポキって割れますよね

    生木と枯れ木を比べても明らかでしょ?

    歯もおんなじなんですよ

    だから僕は神経を残した方が良い!そう言い切れます!

    最近でも多くの先生方はそう言われる先生も増えてきましたね

    あとはっきり言えることはどんな高価なインプラント、どんな高価なセラミックの歯よりもご自身の歯の方が良いはず

    人工物には必ず寿命があるからです

    まあ10年もてばオッケーでしょう!

    建物でも、自動車でも10年何も起こらないかもしれませんが

    10年も経つと何かしらトラブルが出てきますからねえ

    皆さんもそう思われませんか

    歯に限ったことではないんですよ

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  • なぜいきなり歯を削らないの?

    2017.12.02 #虫歯・無痛治療

    こんばんは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

    ウイーン?キーン

    歯を削る音

    好きな方はいらっしゃられないと思います

    しかし虫歯の治療の場合これをしないといけないのが現状です

    初診で来院された方

    痛み、何か緊急の場合出ない時以外は

    まずお口の中を綺麗にしてから取り掛からなければならないということをご存知でしょうか?

    なぜ?

    ああー虫歯だね

    削ろうか?

    ウイーン、キーン

    って

    これは正直ダメだと思います

    なんで?

    お口の中はばい菌がいっぱい

    ますは清掃器具を用いて綺麗にしてからです

    もっというと

    全体に出血しない状態に持っていかないと詰めてもダメでしょう

    虫歯はなんでなったの?

    歯ブラシができてなかったから?定期管理に行っていなかったから?

    どうだと思いますか?

    両方ですね

    医院でのお掃除はプロケアですので確かに綺麗になるはずです

    しかし毎日のセルフケアの上に成り立っているものですからかなり時間のかかるお掃除をしている、しなければならない場合歯石、汚れがかなりついてしまっているということですね

    ということは

    ブラッシングをやっているけどできてないということを意味します

    となるとまずはブラッシングの改善でしょう

    この辺りを改善しない限り虫歯→治療→再発→治療

    でどんどん歯を削ることになりどんどん歯がなくなってしまいます

    C4という状態まで行くと基本は抜歯です

    ここまで行くと

    治療の選択肢は3つ

    入れ歯、ブリッジ、インプラント

    これしかないです

    まあそれぞれには様々なものがありますがここではちょっと置いておきますね

    話が脱線しましたね

    つまり

    なぜ虫歯になったのか?

    どうして虫歯になりやすいのか?

    どうして治療期間が長くなるのか?

    を考えると基本は毎日のケア、定期管理ができていると

    もっとよい循環が起こりませんか?

    虫歯がない状態、歯石がない状態、入れ歯も良好な状態

    プロケアもそれだけ時間がかかることもなく

    歯を削ることもなく

    定期管理の期間も伸びますので

    あースッキリしたー

    じゃあまた3ヶ月、6ヶ月後ねーということになるわけです

    治療は必要ですが治療がゴールではなく

    自分の歯をいかに残して行くか?

    いかにお口の中が健康な状態を保っていけるのか?これが本当のゴールではないか?

    それに気づいていない方も多いかもしれませんね

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  • なぜ歯医者さんに何度も通わなければならないの?

    2017.12.02 #虫歯・無痛治療

    こんばんは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

    歯が痛くて?

    そう思って歯医者に行く

    何度も神経の治療をしなければならない

    なんで?

    そう思われる方非常に多いはずです

    なぜ?

    じゃあケースごとに見てみますね

    根の治療

    歯の根の中は複雑で木の枝のようになっています

    なのでばい菌を少なくするための消毒剤がなかなか行き渡らないためです

    虫歯

    小さな虫歯なら一回ですみますが

    象牙質まで進行した虫歯の場合

    一旦お薬を入れ様子を見ることがあります

    これは神経を抜かないように様子を見るための処置なんです

    神経にかなり近い場合

    この場合もズキズキしない場合

    お薬を入れて修復象牙質というものが作られるのを待ちます

    修復象牙質というものは神経が生きている場合に作られるものです

    そうすれば必然的に神経までの距離は遠くなります

    ということは虫歯を削っても神経まで達しないので神経を取らなくても良いことが多いです

    修復象牙質ができるまでの期間はかなり個人差がありますが六ヶ月という報告があります

    しかしお口の中全体に虫歯のばい菌、歯周病菌がいるとお薬をすり抜けるのは容易なことなので修復象牙質ができる前に歯髄炎を起こしてしまうこともありますので全体を清潔に保つ必要があります

    歯周病

    これは歯周病は完全に治るということはないですし、一旦無くなった骨は回復しません

    そして初期、中期までは症状が現れにくいことから

    歯ブラシの時に血が出る

    ん?歯ブラシを強く当てすぎたのかな?

    朝、口の中が粘つく

    口をゆすいでおくか?

    歯と歯の間にものが詰まりやすいなあ?

    痛くないから、ま!いいか

    なんて小さな症状のようですが実はこの背景には結構進んでることがあるんです

    なので発見が遅れます

    初期ならブラッシングの状態が良好、なら三ヶ月、六ヶ月の定期検診でも良いですが

    中等度、重度の歯周病ともなるとそうとも行かないのが現状です

    歯石を取ったよ?じゃあ六ヶ月でいいのか?

    良くないですね

    問題は出血の有無です

    これは炎症の有無を意味しますので

    急に歯茎が腫れた!

    これには急性化する理由があるためです

    これは前のブログでも書いていますので読んで見てくださいね

    まあ歯周病の治療の流れを書いて生きますね

    1、まず診断

    2、歯肉縁上歯石を除去ー歯茎の上の歯石をとる

    3、ブラッシング指導ー基本ポケットの中に少しでも入るようにバス法という方法をお教えすることが多いです

    4、ブラッシングの状態の評価、歯肉縁下歯石の除去

    5、全体の歯周病jの評価

    6、メンテナンス

    という流れになります

    ただ5番が良くなければ歯周外科へ行く場合もありますし、または再度歯肉縁下の歯石をとる場合などもあります

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  • 乳歯でも虫歯は治した方がいいのか?

    2017.11.30 #虫歯・無痛治療

    こんばんは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

    診療所でブログを書いています

    今日はなんか足元が寒いぐらい冷えますね

    お悩みの相談が来ているのですが全然ブログ更新していなかったので今日は背中が痛くなるぐらいパソコンに向かって書いています

    そして今日のお悩みは

    乳歯でも虫歯を治した方が良いのか?

    について書いていきます

    乳歯

    どうせ生え変わって永久歯になるから虫歯なんてほっといたらいいんじゃないの?

    そう思われている方もおられるかもしれませんね

    多分お問い合わせの方もそう思われているかもしれませんね

    実は乳歯の下には永久歯の歯冠部つまり歯の頭ができできています

    そして根っこは生えてから完成していきます

    乳歯が虫歯になって乳歯の根っこの先に膿袋ーつまり?胞ができた場合永久歯の歯冠を圧迫してしまいます

    そして歯の頭の部分が嚢胞の形で凹んだような形になってしまうことがあります

    乳歯が虫歯になり歯を早期に失った場合

    この場合ー乳歯は永久歯が生えるためのスペースを保持している役割もあるんです

    つまり

    椅子取りゲームのような感じです

    なくなるとスペースが埋まってしまいますので永久歯が生える場所がなくなってしまうんです

    するとどうなるのか?

    横に生えてしまって歯並びが悪くなってしまうことがあります

    大きく分けて虫歯を治さなかった場合に起こりうることを書きました

    しかし例外もあります

    まだまだ生えたてで小さな初期の虫歯の場合

    診療台にも乗れない場合

    押さえつけて削るのはどうかと思います

    この場合予防処置、虫歯の進行止めを塗布したりして経過観察を行うこともあります

    なので治療イコール削るというわけではなく、様々なケースがあるということです

    治療はやはりしなければなりませんし経過観察も清掃指導ーブラッシング指導、食事指導ーおやつの食べ方、間隔、なども含めて指導も治療の一環ですのでこれらを行う必要はあると考えます

    一番いいのはやはり予防で虫歯にはならないのが良いのですが

    子供さんはやはり粘着性のおやつが大好きなこと、乳歯はエナメル質が弱いということもありやはり気を使うところではありますね

    そしてもう一点フッ素を一回塗布したから効果が何ヶ月も続くのか?というとそういうわけではないです

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