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仁科歯科医院

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【豆知識】の記事一覧
  • あなたはいくつ当てはまる?むし歯を作る4要素

    2022.11.02 #豆知識

     

    こんにちは。京都市伏見区桃山南口の歯医者の仁科歯科医院の仁科真吾です。
    11月は子どもの着物姿が微笑ましい
    七五三がありますね。

     

    七五三に食べる千歳飴は、
    「長寿を連想させる縁起物」として知られています。
    飴は引っ張るとどこまでも伸ばせることから、
    「細く長く、いつまでも健康で長生きしてほしい」
    という、子どもへの願いが込められているそうです。

     

    飴といえば、皆さんは
    「ちょっとだけなら」「口寂しいから」と
    キャンディやキャラメルなどを
    間食の代わりに食べることはありますか?

     

    もし心当たりがある場合は、
    通常よりも「むし歯リスクが高い状態」
    ですので、要注意です!

     

     

     

     

    ◆ひとつでも当てはまったら要注意!

     

    「甘いものばかり食べているとむし歯になりやすい」
    という話を聞いたことがあるかもしれませんが、
    実際にむし歯が発症するのは、
    (1)細菌
    (2)糖分
    (3)歯質
    (4)時間

    これら4つの要因が揃ったとき。

     

    つまり、
    甘いもの(糖分)を控えるだけでは
    むし歯予防としては不十分なのです。

     

    より確実に予防効果を高めるためには、
    4つの要因すべてを意識することが、
    とても重要になってきます。

     

     

     

     

    ◆要因1.細菌
    プラークは細菌の塊です!

     

    私たちのお口の中には、
    さまざまな種類の細菌が存在しています。

     

    それらの菌の中には
    むし歯の原因になるものも含まれており、
    もっとも有名なのが
    『ミュータンス菌』という細菌です。

     

    よく『むし歯菌』と言われるのもこの細菌で、
    「お口に残った食べかす」などに入り込んで
    増殖します。

     

    このときに出す
    「ネバネバとした物質」が歯に付着して
    プラーク(歯垢)になります。

     

    そう、プラークとは単なる食べかすではなく
    『細菌の塊』なのです。

     

     

     

    ミュータンス菌を減らすために大切なこと。
    それは、お口の中を清潔に保つことです。

     

    丁寧なブラッシングでプラークを除去し、
    ミュータンス菌が増えないようにしましょう!

     

     

     

     

    ◆要因2.糖分
    むし歯菌も甘いものが大好き!

     

    ミュータンス菌は増殖する際、
    『糖分』を餌に増殖します。

     

    実はこのとき、ミュータンス菌は
    『酸』を作って吐き出しますが、
    この酸によって
    歯の表面が溶かされてしまう状態
    むし歯なのです。

     

     

    疲れているときや、お菓子が大好きな方は
    ついつい甘いものを食べてしまいがちですが、
    砂糖が多く含まれる
    「キャンディ」「ケーキ」
    むし歯になりやすいため要注意です。

     

    おやつには、砂糖が使われていない
    「おせんべい」「クラッカー」といった、
    糖分が少なく、お口の中に
    残りにくいもの
    がおすすめ
    です。

     

     

     

     

     

    ◆要因3.歯質
    子どもの歯を強い歯に!

     

    「むし歯になりやすいかどうか」
    人によって異なります。

     

    「磨かなくてもむし歯になりにくい人」や、
    反対に「丁寧にケアしているのにむし歯になる人」。

     

    この違いが生まれる要因のひとつが
    『歯質』です。

     

     

    歯質は「遺伝によるもの」や、
    「お母さんのお腹の中にいたときの栄養状態」
    が関係している、といわれています。

     

    しかし、
    「カルシウム」や「ビタミン」などの栄養
    乳幼児期からバランスよく摂ることで、
    将来作られる永久歯の歯質
    強くすることができます。

     

     

     

     

    ◆要因4.時間
    『間食』は『むし歯のもと』!

     

    歯は食事のたびに、
    むし歯菌によって溶かされる
    『脱灰(だっかい)』という現象と、
    だ液によって修復される
    『再石灰化(さいせっかいか)』
    という現象を繰り返しています。

     

     

    ところが、
    食後の歯みがきが不十分だったり、
    間食が増えたりすると、
    「むし歯菌が活発な時間」が長くなります。

     

    すると、いずれ修復が間に合わなくなり、
    むし歯になってしまうのです。

     

    食後にしっかりと歯を磨き、
    間食を控える
    ことは、歯を守る大切な条件。

     

     

    特に、「乳歯」や「生えたばかりの永久歯」は
    歯質が弱く、むし歯になりやすいので
    注意深くケアしましょう。

     

     

     

     

    しかし、セルフケアにも限界があり、
    どれだけ丁寧に行っていても、
    磨き残しむし歯ができることもあります。

     

    そこで重要なのが
    数か月に1度の定期検診です。

     

    定期検診では、
    歯みがきでは取れないプラークの除去や
    むし歯のチェックを行います。

     

    皆さんの歯を守っていくためにも、
    定期的なご来院をお待ちしております。

     

     

     

  • 全身の疾患と関係がある怖い歯周病

    2022.10.24 #豆知識

    京都市伏見区桃山南口の近くの歯医者 口臭外来 治療、歯周病治療、審美歯科を京都で行なっている仁科歯科医院の仁科真吾です。

     

    日に日に秋が深まってきております。
    さわやかな秋の風が心地よく感じられる今日このごろですが
    みなさまいかがお過ごしでしょうか。

     

    さて、歯周病は歯周病菌によって
    歯の周りの組織に炎症を起こし、
    放置すると最後には歯が抜け落ちてしまう
    怖い病気として知られているかと思います。

     

    ですが、歯周病の怖いところは
    放置することで、全身の病気を引き起こす原因
    となることをご存知でしょうか。

     

    意外に皆さん知らないのですが、
    歯周病菌が歯茎の血管から全身に周ることで、
    さまざまな病気を引き起こしたり、悪化につながってしまいます。

     

    歯周病が引き起こす病気に関して、
    長年研究された結果、わかってきたのが
    以下の写真にある病気に関連性が高いということです。

     

     

     

    歯周病菌自体が上のような病気を
    直接引き起こすこともあれば、
    歯周病菌の起こす炎症によって、
    上のような病気を悪化させてしまうこともあります。

     

    こんな怖い歯周病を防ぐには、
    常にお口の中の状態を常に清潔に保つこと
    定期検診を受けること
    歯周病にかかってしまった場合であっても
    早めに治療を行うことが重要になります。

     

    最近ずっと定期検診を受けていない・・・
    そんな人は当院までぜひお気軽にご相談くださいませ。

     

     

     

  • 痛みを知らせるだけではない?神経の役割とは!

    2022.10.06 #豆知識

     

    こんにちは。京都市伏見区桃山南口の歯医者の仁科歯科医院の仁科真吾です。

    秋が深まる10月は栗がよく採れる季節。

     

    食べものとして親しまれる栗は、
    染物の材料としても活躍します。
    なかでもイガの部分を使うと、
    落ち着いた風合いの茶色が楽しめるそうです。

     

     

    ところで、イガのような尖ったものを触ると、
    チクチクとした刺激を感じますよね?
    このような感覚があるのは、
    皮膚に神経が通っているためです。

     

    実は、私たちの『歯』にも神経が通っており、
    「むし歯が痛む」のは、
    この『神経』が関係しているのです。

     

     

     

     

    ◆むし歯が神経まで達すると…

     

    むし歯ができた際、
    ズキズキとしたひどい痛みを感じるのは、
    むし歯菌が「歯髄(しずい)」と呼ばれる
    歯の内側の神経組織を攻撃しているためです。

     

    歯髄まで達するほど大きいむし歯ができてしまうと、
    細菌によって神経が侵されてしまうため、
    「歯髄をすべてとり除く処置」をしなくてはなりません。

     

     

     

     

     

    ◆できれば「神経」はとりたくない…

     

    神経をとると、当然ながら
    痛みを感じることがなくなります。

     

    そのため、
    一度「歯髄をとる治療」を経験すると、
    次にむし歯になったときに、小さなむし歯でも
    「痛いからすぐに神経をとってほしい!」
    と考えてしまう方もいらっしゃいます。

     

    しかし、それは大きな間違いです!

     

    なぜなら歯髄には、
    「歯に栄養を運ぶ」という、
    とても大切な役割があるためです。

     

    歯髄をとってしまうと
    本来なら運ばれるはずの栄養が失われるため、
    歯は枯れ木のようにもろくなります。

     

    そうなってしまえば、
    欠けたり、ひび割れたりするなど、
    確実に寿命が短くなってしまうのです。

     

     

     

    そう、丈夫で健康な歯でいられるのは、
    歯髄(神経)があるおかげなのです。

     

     

     

     

    ◆歯髄(神経)が無くても「むし歯にはなる」!

     

    歯髄(神経)が無くなると痛みを感じなくなりますが、
    「むし歯にならない」わけではありません!

     

     

    逆に言えば、歯髄をとってしまうと
    むし歯が進行しても、すぐ気づくことができず、
    気づいた頃には、もう歯がボロボロに…
    ということも珍しくないのです。

     

     

     

     

    ◆歯の寿命を延ばすために大切なこと

     

    健康で丈夫な歯を残し、
    一生豊かな食生活を送る
    ためには、
    やはり『神経を残すこと』は欠かせません。

     

     

    もちろん、どうしても我慢できないほど痛むときや、
    重度のむし歯にはやむを得ず神経をとることを
    ご提案させていただくこともあります。

     

    しかし、
    「神経をとればすべて解決!」

     

    …というわけではありません。

     

     

    むしろ神経をとった歯は、
    むし歯の発見が遅れないように
    定期検診で注意深く
    チェックする必要
    があります。

     

     

    また、
    「神経の残っている歯」がむし歯になっても、
    定期検診に通っていれば早期発見ができるため、
    神経をとらずに済む可能性が高まります。

     

     

     

     

    お口には『むし歯』だけではなく、
    『歯周病』をはじめとした
    自覚のない病気が他にも潜んでいます。

     

     

    定期検診は、そうした
    「隠れた病気」を見つけ出す
    とても重要な機会です。

     

    皆さまの歯を守るため、
    ぜひ習慣づけていただければ幸いです!

     

     

     


  • 5人に1人がかかる!?エナメル質形成不全

    2022.09.05 #豆知識

     

    こんにちは。京都市伏見区桃山南口の歯医者の仁科歯科医院の仁科真吾です。

    秋はお月見シーズン!
    9月は1年で最も美しいと言われる、
    「中秋の名月」も空に昇ります。

    月を眺めながらお団子をいただくというのも、
    なかなか風情がありますよね。

     

    さて、夜空に輝く月は美しいものですが、
    歯も白く輝いていると
    口もとが美しく見えませんか?

    歯が白く見えるのは、
    エナメル質という組織があるからです。

     

    しかし、このエナメル質が
    正常に形成されない事があります。

     

     

     

     

    ◆エナメル質の役割

     

    歯はエナメル質・象牙質・セメント質という
    3つの層からできています。

    そのうちエナメル質は
    人間の体の中で最も硬い組織
    です。

     

    歯の一番外側にあり、
    熱いものや冷たいもの、酸性の食品などが
    敏感な象牙質に触れないように
    刺激やむし歯から歯を守っています。

    歯に白い輝きを生み出しているのも、
    このエナメル質のおかげです。

     

     

     

     

     

    ◆そんなエナメル質が「もろく」なる?

     

    ところが、大事なエナメル質が不完全な状態で
    歯が生えてくることがあります。

     

    歯の表面に
    ボソボソとした「白いまだら」が生じたり、
    むし歯でもないのに、歯の一部が
    茶色や黄色に変色したりしていた場合は、
    『エナメル質形成不全』の疑いがあります。

     

    また、重度の場合
    歯の表面がデコボコしたり、
    歯を覆うエナメル質が無いため、
    象牙質がむき出しになったりしてしまいます。

     

     

     

     

    しかも、エナメル質形成不全の症状がある歯は
    見た目の変化だけでなく、
    通常の歯よりもむし歯になりやすい
    という特徴もあります。

     

    エナメル質形成不全の発症しやすい箇所は
    奥歯(第一大臼歯)と前歯です。

     

    特に奥歯は汚れが溜まりやすく、
    むし歯になりやすい
    ため十分注意が必要です。

     

     

     

     

    ◆子どもの5人に1人が発症!?

     

    日本小児歯科学会が
    7歳から9歳の児童を対象に行った調査によると、
    地域差はあるものの
    およそ5人に1人がエナメル質形成不全
    という結果が出ています。

     

    エナメル質形成不全は決して珍しいものではなく、
    思いのほか、高い頻度でかかり得る疾患なのです。

     

     

     

    しかも、乳歯の場合、
    もともとエナメル質が薄く、
    むし歯になりやすい
    のですが、
    エナメル質形成不全の歯がむし歯になってしまうと
    あっという間に
    歯の神経まで進行してしまう
    ため、
    より一層注意が必要になります。

     

    乳幼児検診や学校の歯科検診で
    エナメル質形成不全と
    診断されることもあるかもしれませんが、
    その場合は必ず定期的に歯科に通い
    チェックをしてもらうことが重要です。

     

    そして、日頃からしっかりセルフケアもおこない、
    お子さまの大切な歯を守っていきましょう。

     

     

     

     

  • 口腔ケアグッズ何を選べばいいのか?わからないあなたへ

    2022.08.07 #豆知識

    こんにちは

    京都市伏見区桃山南口の歯医者 仁科歯科医院の仁科真吾です

    ドラッグストアへ行った歯ブラシ買おうかな?

    何を選んだらいいのか?わからない

    POPを見てセールしている!

    これか?

    と思って買う

    意外に歯ブラシが大きい

    でもせっかく買ったから使おうか?

    なんだか磨けたような気がするけど

    ほんとにそれでいいんですか?

    磨き残しが一日だったらいいけれど

    何日も続くと虫歯になったり

    歯茎が腫れたり

    虫歯や歯周病は自然に治りません

    特に歯周病は一度解けた骨は戻らない

    歯が伸びたような感じ

    歯と歯の間に隙間ができて笑った時に黒く見える

    歯の間に物が詰まる

    こんな患者様が多いことに仁科は気づきました

    そこで今日は僕が自分で使ってよかったなあ〜

    もしくは患者様に使ってあげていいなあ〜と思うものを載せていきますね (さらに…)

  • 「先生、痛いのはそこじゃないんです」は勘違い?

    2022.08.03 #豆知識

     

    こんにちは。京都市伏見区桃山南口の歯医者の仁科歯科医院の仁科真吾です。
    日本の夏といえば
    やはりお祭りや花火といった風物詩ですね。

     

    その花火が、
    実はヨーロッパ生まれということは
    ご存じでしょうか?

     

    中国で発明された火薬がヨーロッパに渡り、
    来日していた英国人によって徳川家康に披露された、
    というのが、日本における花火の発祥のようです。

     

    日本の風物詩というイメージが強い花火ですが、
    その生まれが海外というのは少し意外かもしれませんね。

     

     

    ところで、「歯の治療に関する意外」 といえば
    「痛い!と思っていた歯が実は別の歯だった」
    ということが珍しくありません。

     

     

    「自分の身体のことは
    自分が一番よくわかる」

     

    と言う方もいらっしゃいますが、
    実は人間の身体は勘違いを起こしやすいのです。

     

     

    では、なぜそうした「勘違い」を
    起こしてしまうのでしょうか?

     

     

     

     

    ◆「歯の痛み」の通り道『三叉神経』

     

    「歯の痛み」を脳に伝える役割は、
    顔の左右にある
    『三叉神経(さんさしんけい)』
    という「脳神経」が担っています。

     

     

     

    脳から伸びた三叉神経は、
    おでこから頬、あごのあたりまで、
    大きく分けて3つのエリアに分かれて繋がっており、

    顔に「どんなものが触れた」か、
    それが「冷たい」か「温かい」か、

    といった、
    「顔の感覚」を脳に伝える働き
    をしています。

     

     

    そして、この三叉神経はお口の中にも繋がっているため、
    歯の痛みもこの神経を通じて脳に届きます。

     

     

     

     

    ◆間違えやすいワケ

     

    とある実験では、歯に触れて
    「いま、どの歯に触れたか」
    という質問をしてみたところ、
    奥歯に近づくにつれて正解率が下がった、
    という結果があります。

     

     

    これは、お口などに繋がっている三叉神経が、
    脳に近づくにつれて一本の神経になるためです。

     

     

    「痛み」をはじめ、「歯に生じた感覚」は信号となり、
    三叉神経を通して脳まで伝わります。

     

    しかし、
    その『信号』が
    『脳に続く一本道』に到達した際、

    「お口の辺り」から来たのはわかるけど、
    細かい場所までは覚えていない状態

    になってしまうことがあります。

    これが、『痛みの勘違いの正体』です。

     

     

     

    「歯の痛みの勘違い」で特に多いのが、
    痛いと思っていた隣の歯が原因だった」
    というケースです。

     

    また、隣り合った歯だけではなく、
    「上の歯が痛いと思ったら下の歯が原因だった」
    という場合や、さらには

    「歯だと思ったら、鼻の炎症が原因だった」
    「目の周りの神経が原因だった」など、
    一見するとお口から遠い場所でも
    痛みの勘違いが発生することもあります。

     

     

    このように「痛みの原因の特定」
    皆さんご自身では非常に困難なこともありますので、
    何か痛みを感じたら早めに受診してください。

     

     

     

     

     

    また、痛みの勘違いにより
    「痛くないところを削られた!」
    と思い込んでしまう方がまれにいらっしゃいますが
    そのようなことは、まずあり得ません。

     

     

    ご不安な場合は、遠慮せずにご質問いただければ
    必ずお答えさせていただきます
    ので、
    いつでもお声がけください。

     

     

    そして、日頃から検診などを受けて、
    削らなくても済むように
    歯を大切にしてくださいね!

     

     

     

     

  • 歯ごたえは歯で感じていない!?歯根膜の役割とは

    2022.07.06 #豆知識

     

    こんにちは。京都市伏見区桃山南口の歯医者の仁科歯科医院の仁科真吾です。
    7月といえば、夏野菜が旬を迎える時期ですね。

     

    夏野菜のなかでも、
    きゅうりは汗をかきやすい夏にぴったり。
    約95%を水分が占めているので、
    食べれば水分補給もできる食材です。

     

    そんなきゅうりの魅力は、
    ポリポリとした歯ごたえ!
    この歯ごたえを感じるためには、
    お口の「ある組織」が深く関わっています。

     

     

     

     

    ◆歯ごたえを感じているのはどこ?

     

    歯ごたえを感じているのは歯ではありません。
    では、どこで歯ごたえを感じているのでしょうか?

    歯ぐき?歯の神経?あごの骨?

    実は…
    このなかのどれでもありません。

     

    歯ごたえは「歯根膜(しこんまく)」という
    歯とあごの骨をつなぐ組織で感じ取っています。

     

     

     

     

     

    ◆0.3mmにある大切な役割

     

    歯根膜の厚さは、なんと
    たったの0.3mmほどしかありません。

     

    とても薄い歯根膜ですが、
    実は大切な役割があります。
    それが「クッション」と「センサー」の役割です。

     

    食べものを噛むとき、
    歯にはとても強い力がかかっています。

    歯根膜はその力をクッションのように
    吸収・分散し、歯や骨を保護してくれています。
    かたいものをガリッと噛んでしまっても
    歯や周りの骨が無事なのは、歯根膜があってこそ!

     

     

    また、歯根膜はセンサーの役割も担っており、
    噛んだ時の「かたさ」や「感触」といった
    微妙な刺激は、歯根膜が脳に伝えています。
    そのおかげで、私たちは歯ごたえを感じられるのです。

     

     

    他にも、食品のかたさに応じて
    噛む力を調節することにも歯根膜は役立っています。

     

    きゅうりのポリポリとした食感や
    天ぷらのサクッとした食感を楽しめるのも
    歯根膜があるおかげなのです。

     

     

     

     

     

    ◆歯根膜は一度失うと戻らない!

     

    歯根膜は歯が抜けると
    一緒にとれてしまいます。

     

    たとえ、入れ歯やインプラントで
    抜けた歯を補ったとしても、
    歯根膜が元に戻ることはありません。

     

     

    つまり、一度でも歯根膜を失ってしまうと、
    ごはんを食べたときの食感も
    一緒に失われてしまう
    のです。

     

     

     

     

    そんな歯根膜を失わないために、
    まずは自分自身の歯を守る必要があります。

     

    「むし歯」や「歯周病」にならないために、
    定期的に歯科医院でプロのクリーニングを受けて
    きれいなお口を維持しましょう!

     


  • 京都市伏見区桃山南口の近くの歯医者仁科歯科医院ブログ line公式アカウント作りました

    2022.05.26 #豆知識

    京都市伏見区桃山南口の近くの歯医者仁科歯科医院ブログ line公式アカウント作りました

    京都市伏見区桃山南口の近くの歯医者で口臭治療、歯周病治療、審美歯科を行なっている仁科歯科医院の仁科真吾です

     

    歯科医院で直接聞きにくいことってありませんか?

    ありますよね〜

    ということで現在歯の悩みQ&Aを自動でお答えできるシステムをDMM 様とコラボで作ることが決定しました!

    今はご質問に対して仁科が自らお答えしています

    line公式アカウントでできること!

    夏頃に春とは思うのですが

    1、予約が取れるー初診の方

    2、既存の方ー次回の予約忘れがないように直前にお知らせをする

    3、よくある質問Q&A

    4、このQ &Aから私にはどんな治療があるの?を知ることができる

    このあたりを目標としてます

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    ブログ著者 歯科医師 仁科真吾 

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    京都市伏見区の仁科歯科医院は、

    京阪宇治線・桃山南口駅すぐ近くにある歯科医院を

    2000年父が他界したため引き継ぐ。

    口臭治療・歯周病治療・予防歯科に特に力を入れている歯科医院です。

    現代人の約8割が患者もしくは予備軍といわれる歯周病。

    また現代のお悩みの多い口臭。

    原因菌を取り除き、清潔なお口の状態を保つことが対策として重要だといわれています。

    でも、患者さま自身の力だけで歯周病や口臭に立ち向かうのは難しいものです。

    検査で原因を解明しそれをもとに治療を行い、

    定期検診でメインテナンスを行っております。

    仁科歯科医院は2021年より

    口臭治療、歯周病治療に機能水オゾンナノバブル

    次亜塩素酸水を取り入れました

    主な著書:

    相手を不快にする口臭を根本から解決する方法 

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  • 口の中にぶつぶつそして手や足にも水疱ができた!

    2022.01.11 #豆知識

    口の中にぶつぶつそして手や足にも水疱ができた!

    こんにちは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

    今日は小さな子供さんで突然手にぶつぶつができた

    改めて見ると足にもできている

    そして歯を仕上げ磨きすると口の中にもぶつぶつが出来ている

    とても心配だ

    そんな方へ考えられる疾患についてブログ書きます

    今日は口、手、足にできる水疱が特徴的な疾患について書きます

    特徴的な症状はお口の中だけではなく手や足に同時に水疱ができます

    口の中では水疱が破れてアフタ様になります

    原因となるものは

    コクサッキーA16,エンテロウイルス71などによるウイルス感染です

    治療は対症療法で行われます

    症状は軽く自然治癒することが多い疾患です

     

  • 体調が悪い時に顔にとても痛い発赤ができた時

    2022.01.07 #豆知識

    体調が悪い時に顔にとても痛い発赤ができた時

    こんにちは

    京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

    顔の半分に赤い点がたくさんできて非常に痛い!

    我慢できない

    なんなんだろう?

    最近体調も悪いし食事もあまりできなくなった

    今日はそんなお悩みの方にブログを書きます

    考えられる疾患の一つ帯状疱疹について書きます

    ヘルペスウイルスが神経節に残っており体調が悪くなった時に発症します。

    神経の走行に沿ってたくさんの発赤ができます

    つまり三叉神経の領域に発生します

    広い範囲に帯状の発赤や水疱がでます

    左右を跨ぐかと言いますと左側なら左側右側なら右側のみにできます。

    そして全身に広がることはありません

    ただ痛みが強く重症化することもあります

    治療

    重症化した場合ー入院し全身管理を行い食事が出来ない場合は点滴やチューブで栄養補給を行います

    抗ウイルス薬、消炎鎮痛剤、抗菌薬の投与が行われます

    局所的にはうがい薬で口腔内を清潔に保ちます

    帯状疱疹が起こった後神経痛が残ってしまうことがあり

    消炎鎮痛剤で治らない場合は神経ブロックが必要となることもあります

     

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