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仁科歯科医院

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歯周病と口臭の関係

2019.09.15 #歯の悩み

こんばんは

京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です

1、歯茎から変な味がする

2、歯ブラシを歯茎との境目に入れると臭う

3、舌が白い

4、歯が長くなった気がする

5、歯石は定期的にとっているが歯が長くなった気がする

など様々な疑問、不安があると思います

今日はなぜ仁科歯科医院が歯周病や口臭治療、予防歯科に力を入れたのかも含めてお話ししていきますね

父のがんの入院中から始まった

国家試験が終わってから大学病院の審美歯科を専門にする講座に在籍しながら

週6日大学の治療が終わってから有名な歯科医院で研修もさせてもらっていた

その頃僕は治験という臨床試験に使われる材料を使ったり

今ではあたりまえのハイブリッドセラミックスと言われる材料なのですが

100本は入れた

どうやったら綺麗な被せ物を入れることができるのか?

また入れ歯とわからないような入れ歯を作りたい

そんなことを思いながら審美のことばかり歯を削っていた

そんな時父が入院した

がんだった

自宅に帰るのは毎日0時を超えて帰ることも多く

あまり家族と会う機会もなかったが

休日父と話すと少し違和感を感じていた

口臭にだったーがんによるものだったのだが

この頃そんなこともたまたまなのかな?などと気楽に考えていた

毎日の診察に追われる日々

毎日父がいない間

診察をしていた虫歯ー削るー詰める

歯石ーとる

歯周病が進行した人には歯周病の外科手術をしていた

この頃何の疑問も持たず歯科医師とはそういうものだそう考えていた

優しかった父とつかぬまの一緒の診察

父のいる診察室はとても明るく

そして患者さんとの会話も聞いていても楽しかった

僕の時はこんにちは、こんばんは、虫歯や、歯周病、歯石のことだけだった

まだこの頃インフォームドコンセントとはそんなものなのかとしか思っていなかった

しかし

そうではないのかもしれない

今でもまだ患者さんとの関わり方は学ぶことが多いのですが

その患者さんのことをもっと知り、趣味、など口に関する説明はしなければならないのですが

それ以上のことを知り、覚えておく

そしてお話しする

人と人との関わりというか恋愛に似たものなのかもしれない

これを知るのはもっと後のことですが

父の死

大好きだった父、実はあの明るい診察室を目標としていた僕

とても寒い12月29日午前3時45分

誰も望まない死を迎えた

まだ不安な僕

父にお父さんがいなかったらどうしていいかわからん

患者さんも困るよ

そういってしまった

父は声にならない声で

心配していない

と笑ってくれた

実は次の日はもう冬休みなのだが

歯茎を腫らした患者さんを29日に診察していたので消毒のために予約をしていた

父は家にいてもらいながら母にも誤った

母はお父さんは診察好きやったからわかってくれるよ

そう言いながら診察室に一緒に来てくれ助手をしてくれた

冬休み明け診察が始まると

何人もの患者さんが泣いてくれた

今でも父の頃から通ってくれている患者さんの心の中に父は生きていて

父は本当に幸せな人で、愛されていたのだと思う

この父の死後何年か技術の習得に講習会に通い続けることになる

久しぶりの患者さん

前歯にセラミックを入れた患者さんが何年後かに来院された

もちろん僕が入れたものだ

歯茎も歯周外科を行いポケットも2ミリ以下

歯を支える骨は中等度歯周病だった

もちろん被せ物を入れるまでしばらく経過観察もしていた

外科には自信があった

僕が大好きなものは審美歯科と歯周外科だったから

この頃実は新たな検査機を入れていた

位相差顕微鏡ー歯周病菌を見る機械だった

この患者さんは別の部位の詰め物が取れて来院されたのだが

前歯の長さが少し何か長くなったような?そんな気がしていた

まあ歯周外科をしたし今も歯周ポケットが3ミリ以下だから大丈夫だろう

新たな検査機で歯周病検査しますか?

そんなことを話し検査してみた

実は衝撃だった

かなり歯周病菌がいた

この時あれだけ歯周外科をしっかりし歯石もしっかりとったのに万全だあ

そう思っていただ実は違った

それからずっと歯周病菌を殺菌できるものを調べた

この頃LDDSと呼ばれる抗生物質の治療をまずは取り入れた

ほとんどの患者さんに行った

改善される方、改善されない方

それとともに抗生物質をずっと続けるのか?

耐性菌の問題は?

様々なことを考え、すごく怖くなってきた

母が歯周病菌を殺す水が開発されたことをどこからか聞いてきた

探しまくった

次亜塩素酸水

というものだった

カルッテンバッハというドイツの会社から出ていた

当時難波に支店があった

すぐに電話をかけ一回見せてください

そういい本当にすぐに出かけた

支店に着くと担当者が先生!精製しておきました

と笑顔

実際うがいをしてみた

僕は気にならなかった

塩素の匂いがしたが

それとともに支店で歯周病菌に次亜塩素酸水パーフェクトペリオ が効くのか実際に見た

すごい効果だった

かなり効果な機械だったが母に相談し購入することになった

治療ーセルフケア両輪で殺菌を行い歯周病菌をコントロールしていく

一旦感染すると完全にゼロにならない

そして唾液で感染するのでこの日常誰とも接触しないということは考えられない

そんなことからセルフケアでの使用が欠かせないものだった

幸いに患者様のほとんどに受け入れられた

歯周病治療を変えた事実

この事件から歯周外科をしなくなった

というよりする必要が無くなった

患者様の多くはどんな重度の歯周病でも抜歯することは望まれく

スーパーボンドという固定剤で動揺歯を固定しながらメンテをしている

口臭治療の始まり

この後患者さんが何を望んでいるのか?

気にされていることは何か?

をお聞きするためにカウンセリングシステムを取り入れた

もちろんスタッフに研修もした

本当に、本当に感謝している

この患者様の困りごとの中の多くに口の臭い、口の中が粘つく

口臭、歯茎が下がった、舌苔が気になる

が多かったのです

口臭検査機を導入することを決めた

Mac版の初号機らしかった

実はたくさんのバグを発見してきた

メーカー様から感謝の意味を込めてフィルター交換費を無料にしてもらっている

本当にこれもありがたい話しである

実はフィルター交換費はものすごく高いのです。

これを患者様の検査費にフィードバックした

相場は3万から5万

かなりの高価なものです

うちは消耗品代ぐらい3000円ぐらいなので

多くの方が行うことができる

費用の問題で検査ができないのは

父に最高の治療をしてあげられたのか?

というと研修医の私の給料ではなかなか難しかったからです

もっと気楽に口臭の悩みを改善してほしいそんな気持ちです

実は口臭の多くは歯周病菌ーのなかのタンパクを分解できる菌数に比例するからです

これを数値化してみると歯周病の進行度合いも実は感覚的に僕はもうわかります

なにせ月に50人以上の口臭でお悩みの方を見てきましたので現時点で3000人以上は診させていただいているはずです

あとはレントゲン検査、口腔内検査を行いますが

これからも様々なお悩み事について答えていこうと思います

現在は口が乾く口腔乾燥症を改善できたらいいな
そう思っています

 

 

 

 

 

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