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黒い歯茎 紫の歯茎は何か?

2021.05.30 #口臭・歯周病治療

黒い歯茎 紫の歯茎 京都口臭治療ブログ

こんばんは

京都で口臭治療や歯周病治療に力を入れれている仁科歯科医院の仁科です

タバコと歯茎の色の関係について書いていきます

・よく歯茎に黒いラインが見えることがある

・笑ったら前歯の歯茎が紫色をしている

これらは歯のホワイトニンングをするとよく目立ちます

歯が白くても歯茎が黒いと笑う時口元に手を当てなければならない

さらにタバコの量が増えると口臭がきつくなったり、

歯茎が腫れぼったいような気がしたり…

タバコのせいだから歯磨きしっかりすれば治るかな?

なんて軽く考えがちですが

歯周病で一度溶けた骨は元に戻りません

またご自身で気づかずに進行してしまうのです

・歯ブラシで血が出た

ー歯ブラシがきつく当たりすぎたのかな?

・歯に物が詰まりやすい

ー虫歯かな?詰め物をすれば治るし痛くないから今は歯医者に行くの嫌だからもう少し後で行こう!

・体調が悪くなると歯茎が浮いたような

ーすぐに治るから体調のせいかな?

なんて考えるのですが

バックボーンに歯周病という病気が隠れていることが多いのです

小さな症状ですが

一旦下がった歯茎が元に戻ることはありません

また

歯に物が詰まるから虫歯だけとは限りません

下がった部分に隙間が開くため虫歯でなくても物が詰まります

さてここから本題です

タバコを長年吸われているち歯茎の色が黒くなったり、紫になったりすることがあります

基本的に健康的な歯茎がピンク色なのは

歯茎の中にある毛細血管が透けて見えているためです。

タバコを吸うと、

ニコチンの影響で歯茎の毛細血管が収縮してしまい

血管内を流れる血の量が少なくなるため、

歯茎が黒ずんだり紫色になったように見えるのです

まタバコを吸うと有害物質から歯茎を守るためにメラニン色素が沈着します

メラニン色素を作る働きは体内のビタミンCによって抑制されるのですが

タバコを吸うと体内のビタミンCが大量に消費されるため

色素沈着がおこりやすくなるのです。

タバコを吸う期間が長ければ長いほど、歯茎は黒く、紫色になるのです

さらにタバコのヤニで歯が茶色くなるのです

ヤニはタールという物質で黒い液体の物質からできているのです

その黒いタールが薄まって茶色、黄色の着色が歯につきます

この色素沈着は歯磨きではおとすことができません。

歯科医院でPMTCという方法もしくはエアフローという方法で除去します。

 

 

さらにタバコを吸うことによる影響は歯茎の色や歯の色素沈着以外にもあります。

タバコを吸うと歯茎の毛細血管の流れが悪くなり、

歯茎に酸素や栄養が行きにくくなります。

結果、歯周病原因菌への抵抗力が低下し、

歯茎や骨などの組織が炎症をおこし歯周病の進行を助長します。

歯周病は重度になると

歯が自然に抜けてしまう

怖い病気なので、早めの治療が必要になります。

タバコは唾液の分泌が抑制しますので

唾液による自浄作用が弱まることで、

歯に歯垢や歯石が付きやすくなるのです

これにより歯周病が進行したり

口臭のガスをたくさん出すことにより

口臭がきつくなります

いかがでしたでしょうか?

黒い歯茎、紫色の歯茎から茶色い歯、黒い歯そして歯周病悪化、口臭がきつくなることにまでつながってしまう現実あまり知られていないことを口臭ブログに書いていこうと思います

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