歯周病 歯槽 膿 漏の進行と症状
こんにちは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
口臭治療、歯周病、予防歯科に重点を置いています
さて本日はあまり症状が出ない病気ー沈黙の病気と言われている病気
歯周病についてです
この病気の特徴は歯を支える骨が溶けてしまい
最終的に歯を失ってしまう病気です
初期は
歯ブラシに血がつくなあ
歯がしみる
歯にものが詰まるなあ
なんて思っているうちに次のステージに移ります
歯が揺れる
口臭が強い
硬いものが食べにくい
噛んだら痛いなどだんだん食生活、人間関係の問題へと問題が大きくなります
今日はこの歯周病の進行についてお話しします
一番左ー健康な状態
2つ目ー骨の吸収のない歯茎だけの炎症
3つ目ーやや骨が吸収し歯茎に炎症がある状態
4つ目ー歯の長さの半分ぐらい吸収した状態
5つ目派の長さの三分の一ぐらいまで吸収した状態
まず歯肉炎と歯周炎の違いについて
歯肉炎とは骨の吸収のない歯茎のみの炎症
この状態はあまり症状がないためほとんどの方は気づきません
まただいたいの方がきづくのは4つ目から5つ目の進行した状態です先生派が揺れてきました、固い物がかめない、冷たい物がしみます、口臭がする
などなど
一度なくなった骨は基本的に回復しませんのでこれはもう大変です
抜歯か極力のこすかお尋ねするとたいていの方は保存を希望されます
今迄ほとんど歯科に通っておられなかったり症状がない物ですから自宅でのブラッシングや自宅でのケアが我流で正しくなかったりする事がほぼ100%です
医院の治療だけで歯周病がコントロールできる事はありません
例ー極論ですが医院で歯石を取ったから自宅で歯ブラシやケアをしなかったとしますどうでしょう容易に予想できると思います
これは今迄この方法でケアしてきて何もトラブルなかったので正しかったのになぜ?が多いのですが原因は歯周病が初期、中期では症状がほとんどなかったという事なのです
ここで意識改革はなかなか難しいですが改革をされ自宅ケアー歯ブラシだけでなくパーフェクトペリオラプチャー、コンクールfなどでの歯周病原因菌の殺菌を頑張られる方は改善する事があります
※歯ブラシで歯周病原因菌は殺菌できないからですが
ただし病体が重度にまで進行していますから骨は回復しませんが歯ブラシの段階、検査の段階での出血はなくなる事が多いです
炎症反応がなくなってから定期管理に移行するのです
症状、進行度は皆さん違いますのでもちろん定期管理機関も皆さん違いますが
一番いいのは初期の段階で自分にあったプラークコントロール(歯ブラシ方法、口腔ケア材料を使用し)を行い歯周病をコントロールする事がいいと思います
誰の体でもなく自分の体ですので
ではまた