熟したトマトの上に歯が!!
こんばんは
京都市伏見区桃山南口の仁科歯科医院の仁科真吾です
今日は例えのお話
熟したトマトって美味しいですよね
もしあなたが自覚症状がなくこの熟したトマトの歯茎の状態だったらどうですか?
すこし触っただけで汁が出てくる、もしくは血が出てくる状態
これは紛れもなく異常な状態です
歯茎は噛む時のクッションにもなるのです
硬いものを噛むと痛い
つまり歯茎に通常あってはいけない異常な状態の時
クッションはクッションでなくなるのです
この時の歯茎の状態はトマトなら熟している時の状態に例えられることが多いのです
この状態で被せ物を立てるのか?
いえ建てられませんよね
この状態で建てたとしてもどんなものでもー銀歯、セラミック、ハイブリッドセラミックスでも
どれも長持ちはしないでしょう
あなたが今だけで良いというなら入れてもいいかもしれないのですが
多くの方が思うには長持ちして欲しいなあっと思って詰め物、被せ物を入れます
この歯茎をしっかりさせていない状態で入れると歯茎が引き締まると、または歯周病が進行すると歯と歯茎の境目が見えてきます
または基礎ができていないから再び歯を外さなければならなくなります
銀歯だからいいや?とかセラミックだから嫌だ!何て言ってられなくなります
何せ痛みが出るのですから
結局は外さなければならなくなるのです
つまり熟したトマトの状態の歯茎から青い状態の歯茎のようにしっかり引き締める必要があるんですよね